集団的自衛権

国会で集団的自衛権について論議される中、またしても軍国主義に傾いていると新聞で大騒ぎ。

現在の日本憲法では武力行使は禁じられている。戦後アメリカが作らせた憲法で軍隊を持つことを禁じられたが、矛盾が生じて警察予備隊から自衛隊と結局は他国からみると日本は軍隊を持っている。

しかし日本では自衛隊は軍隊ではなく、国連活動においても堂々と他国の軍人を輸送することもできない。

自衛隊を守る為にオーストラリア軍が警護にあたっていたが、そのオーストラリア軍が暴徒に襲われても傍観するしかない。助けたら武力行使になるからだ。そんな自衛隊を他国が異常とみるのは当然だ。

尖閣諸島にて海上警備隊が襲われても自衛隊は何もできない。

北朝鮮による拉致事件があっても不審船を攻撃する事も出来ない。

いったいどうやって国土と国民を守れというのか？

攻撃しても不法侵入しても反撃してこない自衛隊を他国が恐れるはずはない。アメリカが守ってくれるのだからというが、従軍慰安婦問題や竹島の不法占拠、尖閣諸島問題にアメリカがどういう態度をとっているのか。

第二次大戦のような武力による戦争がおこる事はないかもしれない。しかし領海侵犯が平然と行われ、国連活動でも役立たずの日本の現状がいいのか？

未来の子供達に平和な日本を残すためにも自国は自国で守れる仕組みをすぐに作るべきだ。